多様な人々・価値観を尊重するインクルーシブな社会
“Le récit” とは、フランス語で「物語」という意味。どこでどんな環境に生まれ、どのような人たちと出会ってきたか。何が好きで、何が嫌いか。どんな目標をもって、人生を歩んできたか。この世界には人の数だけ物語があります。そんな一人ひとりが奏でる物語をカタチにしていきたいと考え、私はライターの道を選びました。
プライベートでは、2018年に第一子を出産。妊娠・出産というライフイベントを経験したことで、さまざまな葛藤にも直面。それまで以上に、世の中にはいろいろな価値観や考え方があることを学びました。
「多様な価値観を尊重し合ったうえで、他人と比較しない自分軸を大切にする生き方。それにより自己肯定感を高めることができれば、もっと幸せな人生を送ることができるのでは?」
こうした想いを胸に、ライターとしてさまざまな人の考え方や価値観を描くことで、今まさに同様の問題で頭を悩ましている人たちや、これから同じような壁に直面するであろう未来の世代に何らかの道筋を示すことのできる情報やコンテンツを提供していきたい。一人ひとりが「私は私のままでいいんだ」と “自分”を生きられる世界、人種や性別による違いはもちろんのこと多様な価値観を尊重し合える真にインクルーシブな社会が訪れる日を願っています。
同時に、性別や人種、身体的特徴などに関連する多様性の受容については、表面的に捉えるのではなく人権(権利の侵害)の観点から理解し向き合うべきだと考えており、一人ひとりが「考え」「行動する」きっかけになるようなメッセージを「書くこと」を通じて発信しています。